次世代の農業

農家の担い手がドンドン減っていく中で、日本の農業の行く末を案じている記事も多くみかけます。
食料自給はどの国でも安全保障の要ですが、日本では自給率が高いと言われている米、卵も肥料、エサは輸入に頼っています。他はいわんやです。という塩梅で悲観的な評論家論が多い中、AIとドローンで新しいカタチの農業を夢見て開発を着手している若者がいます。元青い鳥症候群の老人としては、期待しますし、応援もしたくなります。
もちろん、大規模農業も農業の工業化も進展して行くと同時に、皆が農園を楽しむという時代がやって来ると期待しています。
新しい農業・家庭菜園についての妄想
■ノウカノタネで開発しているAI&ドローン技術で農業の大敵である害虫と雑草を防御し、週1、月1農業も可能となり、新しい兼業農家、いろんなタイプの家庭菜園を出現させる。→農業を民主化と称しています。
■最近はSDGSとかで、食の循環も言われています。チョイ昔までウンコも商取引の価値がありました。ウンコと土をかえして食物をつくる作業が農業でした。水洗便所になった現在はこのSDGSは無理そうです。林や森は今でも動物、虫の生命活動と木や草が生命活動がリンクして維持されているのかもしれません。
自然農法もこんな観点から注目されているのかもしれません。
■自分で食べるものを自分でつくる農のDIYは健康、時間、自然への興味が必要で結構贅沢なことかもしれませんが、人々の考えも含め段々ハードルが低くなって大勢の人が参加できるようになったらと思います。
■そして今、欠落してきたコミュニティが再生され暮らしやすい環境が取り戻されるのではないでしょうか?
妄想事例
- 年々増え続けている耕作放棄地が利用され、きれいな日本の畑が甦る。
- 自然と触れ合え、自分で作った野菜を食すれば、腸内細菌も喜び、アレルギー、メンタル不調の若者も減ってくる?
- 植物、虫、菌、お天気と自然の観察を肌で感ずることは、感性が豊かになり、ビジネス面でもアイデア、瞬発力によい影響をもたらすのでは? 米国のミリオネアは自然派が多い?
- 当然、お天道様の下で動けば、健康、睡眠にもGood。
- 都市部と農村部のコミュニケーション、ネットワークもでき、いろんな現代の断絶、格差社会改善の一助となりえるのでは。
- まだまだありそうなので気がついたら追加。