お百姓10年 昨年の出来と今年の思い!

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 お百姓始めてから10年経過しました。立派な農家になったかと思えばNOで、計画性のない思い付き&出たとこ勝負のやりかたでさっぱり進化していません。
同じころ始めた先輩は農業大学に行き教科書どおりにやって、農協に出荷するレベルになっています。私といえば生態系の中で持続できる農業はなんぞやとか妄想に近い、科学的に裏付けのないことをやっては失敗しています。
自家消費とおすそ分け消費だけですので、真剣さ、向上心がないかもしれません。ただ、エクササイズになった事と次に何を試そうとする暇つぶし妄想力はついたかなと思っています。
昨年の出来がよかった作物と出来が悪かった作物の反省と考察(Gemini君)をしてみます。

昨年よくできた作物

 ①夏野菜ではキュウリとカボチャが良くできました。一昨年秋に緑肥の燕麦を植えたので、混植に近い形でキュウリを植えました。また、カボチャはソルゴーとの混植でした。
<Gemini君の考察>
➡麦やソルゴーが地面を適度に覆うことで、土の乾燥を防ぎ、夏場の地温上昇を抑えた。カボチャやキュウリは根が浅く乾燥に弱いため。
➡「バンカープランツ(天敵温存植物)」の役割
ソルゴーやえん麦は、害虫を食べる「益虫」を呼び寄せるベースキャンプになる。

燕麦との混植
ソルゴーとカボチャの混植

②冬野菜では大根、白菜、キャベツが例年になくよくできました。ソルゴーを漉き込んだ後に、植え付け、種まきを行った。(団粒構造のいい土になっていた。)
<Gemini君考察>
 ➡ソルゴーが土中の過剰な窒素を吸い取ってくれているため、ダイコンが肌綺麗に、まっすぐ育ちやすくなります。

ソルゴーを刈った後に漉き込み冬野菜を植える
太くて大きい大根は美味い。土中保存用。

秋の大豆(黒豆、肴豆、あけぼの)がそれなりに出来た。今まで畑でつくると残肥が多くつるボケになっていたので、荒地でつくったら良くできて枝豆と大豆の両方が楽しめた。特に秋豆の枝豆は特に旨い。
<Gemini君考察>
➡肥料分が少ないため、植物は生き残るために必死に根粒菌と協力する。この「適度な飢餓状態」が、逆に「子孫を残そう(実をつけよう)」という生存本能を刺激し、バランスの良い生育に繋がった。

豆の乾燥が新潟の12月は時間がかかります。
乾燥した豆枝をドラムに叩いて脱穀です。

玉ねぎ、ニンニクもよい出来だった。秋にケヤキの腐葉土を畑に結構いっぱい入れたのがよかったかも?
<Gemini君考察>
➡ケヤキの腐葉土は、化学肥料のように急激に効くのではなく、タマネギやニンニクが最も栄養を必要とする春先に、ゆっくりと時間をかけて分解され、肥効(ひこう)を表します。
 広葉樹の根は地中深くからミネラルを吸い上げています。その葉で作られた腐葉土には、鉄、マンガン、ホウ素などの微量要素がバランスよく含まれており、これがニンニクの香りの強さやタマネギの締まりを良くしました。

玉ねぎ(欅腐葉土を施肥)
ニンニク(欅腐葉土を施肥)

昨年 出来の悪かった作物

トマト、ナス、ピーマンのナス科はイマイチで、青枯れ病が発生した。特にピーマン類は全滅に近かった。対策として秋に緑肥のからし菜を播種したので、花の咲く前に漉き込む予定。(土壌消毒ガスを発生させる。)
<Gemini君考察>
 ➡からし菜を漉き込んだ後、土が乾燥しているとガスが発生しません。雨の後や散水後に漉き込み、可能であれば透明マルチなどで2週間ほど覆って「蒸し焼き」状態にすると、青枯病菌への効果が高まります
 ➡緑肥のギニアグラス;青枯病菌を抑える力が強いことが研究で知られています。春にナス科を植える場所の「隣」などで夏に育て、秋に漉き込むサイクルを作ると、翌年の発病率を下げられます。

トマトの青枯れ病
雪の中のからし菜(青枯れ病対策)

エンドウ豆、そら豆の出来がイマイチ。自家消費は十分であったがおすそ分け消費が不足気味でした。冬越しの雪や霜でやられ春の成長が遅れたのではと思い、今年はマルチとトンネル掛けをした。
<Gemini君考察>
 ➡雪の重みによる「トンネルの崩壊」対策と春先の「蒸れ」と「換気」の管理
笹竹・支柱を添える雪の重みで苗が潰れるのを防ぐ
トンネル内の不織布併用断熱効果を上げ、ビニールからの結露・凍結を防ぐ
株元へのもみがら投入根の温度を保ち、春のスタートダッシュを早める

 

そら豆、エンドウのトンネル掛け
数年前の積雪対策➡効果はあった

いずれにしても土づくりが基本のようです。しばらく緑肥で土づくりの勉強をしていきます。
土と作物の関係を知りながらのお百姓はとんでもなくハイテク科学技術と生態環境技術が必要のようです。そして、これが地球の中で人が生きて行く方向なような気もします。

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