夏の夜明け前の思い出

生態系の変化ボヤキ

 朝3時に起きて、夜明け前の国道8号線を一路新潟市の川又農園へ農業通勤。まだ当たりは暗く満月が西へ沈みかけているのをルームミラー見ながら、ふと70年前の夏はいつも今頃から行動していたのを思い出しました。

毎日、小学校に行く前に3時に起きて近くの川へ魚釣りに行くのが日課でした。夜明け前の薄明るくなってくるとハヤやフナの食いつきがよくなるので、釣りの面白さにハマっていたのかもしれません。


一方、大型のナマズや雷魚は夜行性なので、夜にナマズ針に大きなミミズやカエルを縛り付けて水面に垂らしておきます。朝早くその仕掛けた場所へ胸を高鳴らせて行ったものです。空振りも多かったですが大物が釣れた時の喜びはひとしおで、いつまでも仲間内で自慢していました。

ナマズのかば焼きは淡泊で美味い。
台湾ドジョウとも言われる外来種。鱈のような白身で美味いらしい。

 

当時、越後平野のアチコチに洪水の後と思われる沼や池が沢山ありました。(今はすべて田んぼになっています。)中学生の頃、数学のT先生と一緒に近くの沼に刺し網(流し網)を夜に仕掛け、夜明けに網を上げに行くのが楽しみでした。刺し網には結構大きな鯉やフナがかかっていました。食用ガエルもよくかかっており、肺呼吸ができないのでみんな死んでいました。

朝日が昇ってくる頃には、あたりを見渡すとお百姓さんが野良仕事をやっている風景がありました。また、お日様に手を合わせて拝んでいるお婆さんの姿もよくみかけました。

 

川又農園への農業通勤という現在の生活の中に、70年前の幼い頃の体験が鮮やかによみがえるのは、早朝の清々しい空気と、日本の原風景が持つ普遍的な美しさゆえかもしれません。

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