雪解けが進み、屋敷林の状態をチェックして一周してみると、20mくらいの広葉樹が2本枯れていました。かかり木になると危ないのでチェーンソーで伐採することにしました。そして来年の薪に仕上げることにしました。また、この時期には、竹の整理もかねて、竹を大量に使う、畑の排水路の橋のメンテも行います。
巨木の枯れ木処理
20mと結構な大きさの枯れ木をチェーンソーで伐採。
まずは倒す方向を定めて受け口(Ⅴ字切込み)を入れ、反対側から追い口(水平の切込み)を入れて、首の皮一枚のつる(ヒンジ)を残して、ゆっくりと倒します。それでも地面に倒れた時の衝撃音はかなりで緊張の瞬間です。
実はこの枯れ木2本が何の木かわかりませんので、AIに聞いてみました。①樹形と環境②樹皮の状況③落ちている枯葉の3点セットの写真を送りました。
竹藪の中で枯れている広葉樹の判定
GeminiとClaudeの判定は榎。ChatGPTはこならの判定でした。➡たぶん榎だと思います。
昔、一里塚に榎がよく植えられていたそうです。縁の木(えんのき):縁起がよく商売繁盛、良縁を結ぶ木とされたようです。また、旅人への日陰提供もあったようです。



この榎を伐採するともの凄い臭気があたり一面に漂い、榎ってこんな臭いがするのか?薪ストーブには向かないかなと思いGeminiに聞いてみたら、
バクテリアが炭水化物を分解する時に作る揮発性脂肪酸で酪酸、プロピオン酸、酢酸が混じり合い鼻をつくような強い臭いがするようです。まだ、比重も大きく、よく乾燥すれば臭いも取れて火持ちのいい薪になりそうです。


アカカシ樹林の中で枯れている広葉樹の判定
これも同じく、GeminiとClaudeの判定は榎。ChatGPTはこならの判定でした。➡たぶん榎だと思います。



一方、アカカシ樹林で枯れていた榎は断面が白く、竹藪で枯れた榎とはだいぶ違います。比重も軽く、サクサク薪割りができます。こちらの分解者は白色腐朽菌という真菌(キノコの仲間)で、すでに酸化的な分解でリグニン消失のことです。焚き付けにはGoodのようです。


榎2本の枯れ方の違いGemini➡ スタートの違いによる「分解のピラミッド」
| ステージ | ウェットウッド(赤い木)から開始 | 白色腐朽(白い木)から開始 |
| 主役 | バクテリア(嫌気性) | 腐朽菌(好気性・真菌) |
| 分解対象 | 糖類、デンプン、抽出成分 | リグニン、セルロース |
| 特徴 | 組織は固いまま、水と臭いが出る | 組織が脆くなり、白くなる |
おそらく「赤い木」の方は、根元が湿っていたり、生前に深刻な感染を受けたりして、内部が水浸しのまま死を迎えたのでしょう。一方「白い木」は、比較的乾燥した条件で、速やかにキノコの仲間にバトンタッチされたのだと考えられます。
同じ場所にある2本の巨木でも、わずかな立地条件や傷の有無で、これほど劇的に「死後の化学反応」が変わるのは、森の生態系の非常に面白いところです。
木や植物の名前もあまりわからなかったのですが、枯れ木を通して分解者の複雑さを知りました。バクテリアや真菌がやはりご先祖様でかつ生態系の土台なっているなぁ~という実感です。
竹の橋整備
毎年、この季節に竹藪の整理(間引き)を兼ねて、大量に必要な竹橋用に使います。竹切用に愛用しているのは、共立のカービングバーのチェーンソーです。


畑の周囲が排水路に溝を切ってあるので、畑に入る10か所くらいに竹で橋をつくっています。耕運機や一輪車が通る橋ですので、3年くらいしか強度が持ちませんので、架け替えが必要です。




コメント